小学校低学年の僕は、両親の用事で知り合いのおばちゃんの家に一晩預けられた。
見知らぬ土地、柴犬と散歩に出たが道に迷い、人にも声をかけられず困り果てる。
夕暮れ、犬が突然動かなくなり、仕方なく重たい犬を抱えて歩くと、草むら越しに空家を発見。
虫探しに夢中で庭に入り、ふと顔を上げると、雨戸が閉まる家の一つの窓から、両目を閉じて顔を左右に振る女がこちらを見ていた。
その異様さに声も出ず腰を抜かし、必死で逃げ帰る。
半泣きで事情を話すと、おばちゃんは激怒し、僕は丸坊主にされ、見知らぬ男性に呪文を聞かされた。
両親も呼ばれ、大騒動に。
以来、あの家には戻れず、犬もいなくなった。
不思議で恐ろしい出来事は、今も記憶に残っている。
怖い話:空家の窓に現れた謎の女――幼き日の恐怖体験
空家の窓に現れた謎の女――幼き日の恐怖体験
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