冬休みに肉工場バイトでガチ事件！ヤバすぎた思い出トーク

うちが学生やった時の冬休み、肉工場でバイトしてたんやけど、その話がマジでヤバかったから聞いてや！

その工場な、コンビニの肉まんとかに使うひき肉をめっちゃ大量生産してて、冬休みの連休中は学生バイトで人手補充するって感じやってん。

うちはバイク買いたかったから、とりまシフト入れるだけ入って、稼ぐ気満々やったんよ〜！

作業はひたすら同じこと繰り返す流れ作業で、みんなポジション決まってて、まぁまぁ地味な現場やったわ。

そん中にな、めっちゃいじめられっ子っぽい子おってん。
その子、なんか他の学校から来てるっぽくて、名札に「内田」って書いてたから、うちも覚えてたんよ。

で、その内田くん、予想通りやけど、ほぼ誰とも喋らんし、めっちゃ黙々と作業して、終わったら即帰宅してた。

バイト仲間の間では「アイツ暗すぎ」「真面目やのに仕事できひん」「絶対いつかやらかすで」みたいな噂されまくってて、まぁありがちな感じやったんよね。

ほんで、ついにその事件の日が来たんやわ。

ある日、内田くんが急に姿消して、「え、どしたん？」って空気になってん。

そのあと社員さんがバイト全員集めてきて、「なになに!?」ってみんなざわついててんけど、社員さんがマジ深刻な顔で話し始めたんよ。

「本来バイトに言うことちゃうけど、取引先からクレームきたわ」って言われて、「え、なにごと!?」って全員びびった。

で、社員さんがちょっと間置いてから、衝撃発言してきてん

「どーやら、うちらが出荷したひき肉の中に、猫の死骸入ってたっぽい」って。

え、まじで!?って感じで、その瞬間、うちの頭に内田くんの顔がバン！って浮かんできて、「絶対アイツやん…」ってなったんよね。

「そんなことある!?」って思いながら、社員さんが「昨日の夜、機械も調べたけど、ほんまに猫の毛とか、絶対入ってたらアカン肉も混ざってた」って言うて、場の空気ガチで凍った。

社員さんの目線がぐるっとみんな見回してて、「これ反応見てるやつやん」って思いながら、うちは平静装ってたけど、ほんま焦ったわ。
もちろんうちは関係ないけどな！

「みんなが関わってへんのは分かってるから、この件は社員に任せといて」って言われて、ちょっとだけ緊張ほぐれた感じやった。

「誰かに何か聞かれても、とりま『分からん』だけ言っといて」って指示されて、結局大騒ぎにもならんかったし、その件で誰かに責められることもなかったわ。

無事に冬休みも終了して、給料もちゃんともらえたっていう展開。

でも今思い出してもガチでゾッとするんが、その「訳アリ肉」がどうなったかも、内田くんがどこいったんかも、あの時のバイト仲間誰に聞いても「知らん」って返されるんよ。

これ、ガチで闇深い事件ってやつ。