■深夜のオフィスで発覚 「局部コピー」事件の一部始終
6月上旬、都内のIT系ベンチャー企業で、男性社員がコピー機で自身の局部を印刷し、その用紙をオフィスに放置するという前代未聞の騒動が発生した。
関係者への取材によると、発見は早朝。
女性社員が複数枚の不審なコピー用紙を見つけたことで、社内は一時騒然となった。
■明るみになった一連の経緯
同僚によると、問題のコピーは4枚。
1枚目は真っ黒、2枚目は薄い影、3枚目で「まさか」と疑念の声が上がり、4枚目には鮮明に男性器が写っていたという。
オフィスは「社員の自由な働き方」を重視しており、当該社員は夜間から早朝にかけて勤務する生活を送っていた。
社内調査の結果、服装や勤務時間帯などから男性社員が特定され、他の男性社員の問い詰めで本人が事実を認めた。
匿名を条件に語った社員は「夜中にズボンを下ろし、コピー機の濃度を調整しながら局部を印刷していたと想像すると、驚きとともに複雑な気持ちになる」と話す。
■背景に「自由な社風」 社員のモラル問われる
同社は、働き方の柔軟性や自由な社風を特徴としている。
だが、今回の事件を受け、社員間では「自由と公私の区別」に疑問の声も上がった。
IT業界に詳しい産業カウンセラーの佐藤由紀子氏は「心理的安全性を高める施策が逆に、個人のモラル低下を招くケースもある」と指摘する。
■社内の反応と今後の対応
女性社員の一人は「正直、不快だった。
安全な職場環境づくりが必要」と話す。
会社側は「事実関係を確認し、再発防止に努める」とコメントした。
今後は、社内ルールの再確認と、働き方自由化とモラル維持の両立策が求められる。
■専門家の見解と展望
佐藤氏は「自由な職場こそ、明確な倫理基準とガイドラインの整備が不可欠」と強調する。
情報化社会における職場モラルの在り方について、改めて考え直す契機となりそうだ。
仕事・学校の話:ITベンチャー企業で「局部コピー騒動」発生 深夜の悪ふざけが波紋
ITベンチャー企業で「局部コピー騒動」発生 深夜の悪ふざけが波紋
📰 取材記事 に変換して表示中
読了
スワイプして関連記事へ
0%
記事要約(300文字)
ダミー1にテキストを変換しています...
0%
変換中
コメント