子ども会役員の私は、作業のため自宅に7人を招いた。
中には手癖が悪いと噂のaさんも。
みんなが帰った後、義母から譲られた曰く付きの黒人人形が消えていることに気づく。
aさんを疑いながらも、家には二度と呼ばないと決めて事態を収めた。
しかし後日、bさんがaさんの家のゴミの中でその人形を発見。
問い詰めるとaさんは泣きながら盗みを認め、bさんとともに謝罪に来る。
aさんは「欲しくないのに手が動く」と悩みを吐露し、私は心療内科受診を条件に警察沙汰を回避。
戻ってきた人形を見た夫は悲鳴を上げ、我が家に再び不気味な空気が漂う。
物の因縁と人の弱さが交錯する小さな事件だった。
怖い話：「呪いの人形」騒動と手癖の悪い来訪者
「呪いの人形」騒動と手癖の悪い来訪者
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