スカッとする話:祝福の陰に潜む理不尽――義母の暴走と爽快な切り返し

祝福の陰に潜む理不尽――義母の暴走と爽快な切り返し

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■【起】〜幸せな再婚、家族の新たな門出〜
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私の姉は再婚することになった。
お相手は姉より10歳以上年上の男性で、彼もまた再婚。
しかも、彼の前妻とは20年以上前に死別しているという。

彼には一人息子がいて、その息子が結婚したのをきっかけに、自分たちもようやく籍を入れることにしたらしい。
姉の再婚話には、家族全員が大賛成だった。
みんなが「めでたしめでたし」と祝福ムードに包まれた。

■【承】〜思わぬ反対者、義母の不可解な主張〜
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ところが、その明るい空気に水を差す人物が現れた。
義母、つまりトメがなぜか猛烈に反対してきたのだ。

「嫁子さんのお姉さんは、うちのお兄ちゃんのお嫁さんになるべきだった」と、トメは不可解なことを言い出す。
だが、義兄はすでに結婚しており、夫婦仲も良好。
しかも、結婚して3年目でまだ子どもはいない。

トメは「うちの姉なら男児を産める証明があるから、話が早い」と言い、甥たちは実家の親が面倒を見ればいいなどと、とんちんかんな理屈を並べ立てる。
家族の幸せを祝うどころか、自分の勝手な理想を押しつけてくるトメの姿に、私は呆れるばかりだった。

■【転】〜爆発する理不尽、毅然とした拒絶〜
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トメの妄言はエスカレートし、ついには「披露宴に呼ばれても行かない」と脅しのようなことまで言い出す始末。
理不尽もここまで来ると、さすがに我慢も限界だ。

私はトメに向かって、はっきりと言い放った。
「呼ぶつもりはありませんが、何か?」と。
その瞬間、胸のつかえが一気に取れ、心の中が一気に晴れやかになった。

■【結】〜スカッと爽快、祝福を守る決意〜
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トメの理不尽な反対に屈することなく、私はしっかりと自分の意思を伝えた。
家族の幸せを守るためには、時にハッキリと言うことも必要だと実感した瞬間だった。

すっきりとした気持ちで、改めて姉の門出を心から祝福することができた。
余計な雑音は振り切って、これからも大切な人たちの幸せを守っていこうと、静かに決意した。
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