蒸し暑すぎて溶けそな夏の夕暮れ、ウチ、2階の部屋でゴロ寝キメてたんよね〜。
そしたら耳元で急に―
―ピンポ〜ン、ピンポ〜ン☆
…え、だれ?てか家ん中ウチしかいないし、ガチ面倒じゃね?って思って、スルーしちゃったぽよ。
―ピンポ〜ン、ピンポ〜ン
―ピンポ〜ン、ピンポ〜ン
しつこすぎて草。
チャイム鬼リピート。
マジ誰なんだけど。
2階の窓からこっそり玄関CHECKしたら、白っぽい服着た40代くらいのオバサンがINしてて、その隣に麦わら帽の女の子も。
しかもおソロな白コーデ☆彡
え、親子で宗教勧誘系?最近そーゆーの多くてリアルしんどいんだけど…まあ一回出とく?って感じでダルダル階段降りて、玄関バァン!って開けたら―
誰もいなくてワロタw
え、何?もう帰った?せっかく来てやったのに、マジ無理ゲー。
再び2階戻ってゴロゴロしてたら―
―ピンポ〜ン、ピンポ〜ン
またソレ!?って感じ。
窓から見下ろすと、またあの親子スタンバってるし。
えぐい、あいつら何者???
イラつきMAXで半ギレダッシュ☆ずーっと鳴らしてくるチャイムにブチギレモードで、玄関ドアを思いっきりバーン!って開けて「何なの!?」って叫ぼうとしたら―
誰もいないってどゆこと!?
ドア開ける直前までガチ鳴ってたやん。
隠れるスペースゼロだし、ウチの家の立地的にも消えるとか無理ぽよ。
呆然立ち尽くしマンしてたら―
―ピンポ〜ン、ピンポ〜ン
目の前のインターホン、誰もいないのにエンドレスリピート。
えぐすぎて震えた。
ヤバすぎて、全速力で家ん中INしてカギバチコリ閉めて、部屋のカーテンもガッ!て引いて、布団にダイブ。
チャイムはまだ鳴ってたけど、もう一回窓からチェックとか無理ぽよ…ぴえんすぎ。
---
で、翌朝。
親にガチ叩き起こされたw
―あんた手紙来てるよ〜。
女の人っぽいけど♡
ニヤニヤしてるんだけどw 新聞取りに行った時発見したらしい。
白い封筒で名前とか書いてないし、てか何でそれで女って確信するん?意味わかんないんだけどw
とりま開けてみたら、めちゃキレイな字で―
「なにかがあなたの家へ入ろうとしています」
…とか書いてあったんだけど、何コレ、エモすぎ&こわすぎてマジ無理。
怖い話:ヤバたん夏の怪〜エモい夕暮れにピンポン無限ループ事件〜
ヤバたん夏の怪〜エモい夕暮れにピンポン無限ループ事件〜
💄 ギャル に変換して表示中
読了
スワイプして関連記事へ
0%
記事要約(300文字)
ダミー1にテキストを変換しています...
0%
変換中
コメント