「ムヒは違いますね。
あまりお風呂でこすらない方がいいですよ」
——レジ横まで筒抜けで聞こえてくる、店長とおじさんの会話に、思わず私はパートの先輩と顔を見合わせて笑ってしまいました。
まさか、こんなにも赤裸々な相談が事務所の奥で繰り広げられているとは。
その少し前。
店長はおじさんを事務所へ手招きし、ドアをしっかり閉めてから対応を始めました。
どうやらおじさんは顔見知りの常連さんらしく、店長も親身な様子。
「これなら○○の塗り薬ですね。
僕もこの間、同じような状態でかゆくなったんですが…」
そんな店長の体験談まで飛び出し、会話はますますディープに。
そもそもの発端は、レジにやってきた50代くらいのおじさんの一言でした。
「股間がとてもかゆいんだけど、ムヒか何かよく効く塗り薬ない?」
無資格の私では判断できず、困って店長に相談したのがきっかけです。
知られていなかったのは、店長が“親身な登録販売士”として地元で評判だったこと。
年上のお客さんからも頼られる理由が、あの赤裸々なアドバイスにあったと悟った日でした。
仕事・学校の話:「店長の赤裸々トークが響き渡った、その理由とは?」
「店長の赤裸々トークが響き渡った、その理由とは?」
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