「またその話かよ」と思いながら、今夜も家族が夕食の席で大笑いする。
話題は決まって、俺が小学生の頃にやらかした“あの事件”だ。
なぜここまで家族のネタにされ続けているのか。
実は、その始まりは遥か昔、俺がまだ小学1年生だった頃に遡る。
あの時、俺は同級生の女の子に真剣な顔でプロポーズをした。
たった一言「結婚してください」と伝えただけのつもりだった。
けれど、子供同士のその出来事は、瞬く間にクラス中の噂となり、彼女は―
「あいつ、私にプロポーズしたんだよwぷぷぷ」
と、6年間小学校中で俺をからかい続け、中学に上がっても3年、高校でも3年、伝説のエピソードとして笑い話にされてきた。
思えば、あの小さな勇気が、まさかこんなにも長く、そして今でも家族の爆笑の種になるとは、当時の俺は夢にも思っていなかった。
笑える話:「今も夕食で笑われる“プロポーズ事件”の真相」
「今も夕食で笑われる“プロポーズ事件”の真相」
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