「小1でプロポーズ」から続く13年のからかい　“幼少期の一言”が残した影響とは

■小学校1年生の“プロポーズ”エピソード、今も語り継がれる
ある男性Aさん（仮名）は、小学1年生当時、同級生の女子児童に「結婚しよう」とプロポーズした体験を持つ。
その出来事は、その後13年以上にわたり、周囲の笑い話の種となり続けているという。
Aさんへの取材で明らかになった。

■小学生時代から高校卒業まで続く“からかい”
Aさんが語るには、プロポーズのエピソードは小学校在学中の6年間、同級生の女子から「彼、私にプロポーズしたんだよ」と繰り返し話題にされた。
中学校、高校進学後も同様に、計9年間にわたって同級生の間で語り継がれ、「あの時プロポーズしたAくん」としてからかわれることが続いたという。

■家庭内でも続く“笑い話”
Aさんによれば、社会人となった現在でも、夕食時など家族が集まる場面で「小1プロポーズ事件」としてしばしば話題に上がる。
「今でも笑い話として家族にいじられる」とAさんは苦笑交じりに語る。

■“幼少期の言動”が残す長期的影響
心理学者の佐藤真理氏（家族心理学）は、「幼少期の無邪気な行動が、周囲の記憶やコミュニケーションのきっかけとして長く残ることは少なくない」と指摘する。
佐藤氏は「家族や友人間で繰り返し語られることで、本人のアイデンティティや関係性にも影響を与える可能性がある」と話す。

■今後の展望と専門家の見解
Aさんは「今ではすっかりネタとして受け入れている」と語るが、同様の経験を持つ人も少なくない。
佐藤氏は「周囲がからかいを繰り返す場合でも、本人の受け止め方次第で肯定的な思い出にもなりうる」と強調する。

読者の中にも、幼少期のエピソードが今も語り継がれているという経験があるのではないだろうか。