修羅場な話:「ママ友旅行、全裸パニックの夜から時計を巻き戻す」

「ママ友旅行、全裸パニックの夜から時計を巻き戻す」

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「ママ友だけで旅行するって、こういうことでしょ?」

その言葉を聞いた瞬間、沖縄は私にとってトラウマの地になった。
あの日から数年間、沖縄に近づくことすらできなかった。

その直前、私たち3人は慌ててホテルのロビーへ駆け込み、フロントに事情を説明し、別のホテルへCO(チェンジオーバー)することを決めた。
部屋では、ママ友の一人と知らないおじさんたちが全裸で待ち構えていたのだ。
さっき露天風呂でナンパしてきたおじさんたちとは別の面々。
ママ友の一人が「ねーすぐに始める?」と笑っていた。

さらにその数十分前、私たちはホテルの露天風呂を貸し切りにし、思いっきりはしゃいでいた。
そこに現れたのは、地元でナンパしてきたおじさんたち。
ママ友の一人が「今夜は楽しもうね!」と妙にテンション高く言い放つ。
私たちはみんなマッパ。
誰もが固まった。

話はさらに遡る。
冬、1年間計画を立てて貯金し、ママ友5人で念願の沖縄旅行を決行した。
着いた夜、少しお酒も入り、地元の人と楽しく話していた。
その時はまさか、こんなことになるとは想像もしていなかった。

「確かに下ネタの話をしたことはあった。
でも、こんな人たちだとは思っていなかった。


今年、家族旅行で沖縄に行くことになった。
長年封印してきたこの出来事、厄落としのつもりでここに書き残しておく。
読了
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