仕事・学校の話:ラッピングの正体

ラッピングの正体

ホワイトデーに女子社員に配られた一つの贈り物。

それは飲食店のおしぼりのような長さと太さで、可愛くラッピングされていました。

―「これ、何だろう?」
―「ハンドタオルじゃないかな?」
―「そうかも!」
―「タオルだと思うよ、巻いてあるしね」
―「可愛いね」

そんな会話が飛び交い、みんなはそれぞれ手元で「タオルだよ」と言いながら押していました。

家に帰り、そのラッピングを外してみると、中からはボロボロに崩れたスティック状のケーキが出てきたのです。

翌朝、その課の女性全員が顔を見合わせ、大爆笑したのでした。
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