職場で出会った彼と、最初に意気投合したのは仕事への情熱でした。
付き合って数カ月で同棲を始め、自然と結婚を意識していた私たち。
しかし、どちらも仕事が生活の優先順位のトップ。
家に帰っても彼がいないことが多くなりました。
私は仕事が一番だと思っていたけれど、寂しさが徐々に募っていきました。
ついに我慢できず「仕事と私、どっちが大切なの?」と彼に問いかけてしまいました。
彼は黙った後、「夕紀のことは本当に大切。
でも今は仕事を手放せない」と答えました。
そのやりとりをきっかけに、私たちは別れることに。
今思えば、彼の大切な仕事をもっと理解してあげられなかった自分の未熟さでした。
数日後、引っ越しの準備で片づけをしていた時。
何もない部屋で一人涙がこぼれ落ちました。
恋愛の話:彼とのすれ違いの日々
彼とのすれ違いの日々
読了
スワイプして関連記事へ
0%
記事要約(300文字)
ダミー1にテキストを変換しています...
0%
変換中
コメント