不思議な話:消えた時間――小学生の私に起きた記憶の空白

消えた時間――小学生の私に起きた記憶の空白

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小学3年の冬、私は校庭でサッカーをしていたが、次の瞬間、学校の廊下の大きな鏡の前に立っていた。
まるでテレビのチャンネルが切り替わったようで、鏡に映る少し成長した自分に戸惑い、不安に駆られた。
名札や教室、周囲の手がかりから今が4年生の5月だと知り、授業にも参加できたが、記憶を失った数か月間に何があったのか全く思い出せない。
家族や友人にも黙ったまま「忘れた」と笑ってごまかしつつ、本心では強い不安と違和感を抱え続けた。
やがて、別の人格がいたのではないか、何か意図的に記憶が隠されたのではないかと考えるようになる。
もし大人になって同じことが起きたらと思うと、今もなお恐怖がよみがえる。
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