不倫相手を支える彼女は、老いた図々しい妻に耐える健気で誠実な人と信じていました。
奥さんと子供は寄生虫だと彼女は言います。
「私が守らないと、彼が壊れてしまうの…」と。
しかし、親からは結婚を急かされ、奥さんは離婚してくれません。
「私って可哀想な悲劇のヒロインなの!」と訴えるメールばかり。
電話も一方的で、彼女の話ばかり続きます。
「不倫は良くないよ、奥さんと子供の気持ちも考えて」と言うと、大爆発。
しばらくしてまたメール攻撃が再開されます。
去年末、彼女が突然訪ねてきました。
「今日は彼と温泉旅行の予定だったのに、子供が熱を出して中止になったの!
わざとに違いない!」と泣きました。
その時、私の子供たちも熱を出しており、私自身も体調が悪かったので苛立ちました。
「いい加減にしてよ、この屑女。
あんたみたいな人に父親との時間を奪われる子供の方が可哀想だよ。
もう出て行け!二度と来るな!」とついに言ってしまいました。
彼女は一瞬固まり、怒りながら去っていきました。
彼女を許す気はなく、不品行を嫌う義父母に不倫の証拠を送りました。
義父母は激怒し、相手方に謝罪に行き不倫がばれました。
慰謝料を請求されましたが、義父母は支払いを拒否し、彼女に働いて返済するよう命じました。
彼女は工場で働くことになり、今月頭から引っ越しました。
スカッとする話:寄生虫家族
寄生虫家族
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