怖い話:【旧ネット】漏れ、八尺様に遭遇して人生オワタ\(^o^)/w

【旧ネット】漏れ、八尺様に遭遇して人生オワタ\(^o^)/w

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親父の実家って、漏れん家から車で2時間弱のとこにあるんだお。

農家の雰囲気テラ好きで、高校デビューした工房の頃からバイク乗り回しては、夏冬の休みに一人で突撃してたんだおw 
じじい&ばばあも毎回歓迎ムードでさ、
「キタ━(゚∀゚)━!」って感じだったんだが…

でもな、工房3年直前に行ってから、
もう10年以上も行ってねーのwww
行きたくなかった訳じゃなくて、むしろ行けなかったっつーか…
理由はこれだぽ。


春休み入ってすぐ、天気よかたからバイクでじじい家行ったんだよ。

まだ寒かったけど、広い縁側は日差しポカポカ(*´∀`*)
しばらくマターリしてたら突然さ、

「ぽぽ、ぽぽっぽ、ぽ、ぽっ…」

って変な音wwww
人間っぽいのに、濁点とも半濁点ともつかない謎ボイスwww

なんだこれwと思ってたら、
庭の生垣の上に帽子が見えたぽ。

しかも置いてあるんじゃなくて、帽子が横にスイーっと移動w
垣根の切れ目から女が見えたんだお。

帽子はその女のもんだったっぽい。


白っぽいワンピ着ててさ、でもその生垣って2mくらいあるんだぜ?
どんだけでかいんだよ(((( ;゚Д゚)))
驚いてたら、女はまたスイーっと移動、消えたw
帽子も消えたし、「ぽぽぽ」ボイスも無音w

その時は「厚底ブーツ履いた巨女」か「女装した長身男」くらいにしか思わなかったおwww
で、そのまま居間でじじい&ばばあと茶してた時に、その話したんだお。


「さっきデカ女見たww 男の女装かも」

って言っても「へぇ〜」くらいで流されたw

「垣根より背高いし、帽子かぶって『ぽぽぽ』とか言ってたぽ」

って言った瞬間、
二人ともピタッとフリーズwwwww
ガチで動き止まったから、(;゚Д゚)ナニコレ ってなったお。


じじいが「いつ見た」「どこ」「垣根よりどんくらい高い」とか
急に詰問モード突入Σ(゚Д゚)
漏れ、(((( ;゚д゚)))ガクブル しつつも答えたら、
じじい黙って廊下にダッシュ、どっかにTELかけ始めるし。

引き戸閉まってたから会話内容は謎w
ばばあ、なぜかプルプルしてるし(´・ω・`)

じじい戻ってきて、

「今日は泊まってけ。
いや、帰すわけにいかなくなった」

って真顔wwww

――漏れ何かやらかしたのか?と必死に考えたけど
全然思い当たらん(´・ω・`)
あの女だって向こうから来たわけだし…

そして

「ばあさん、後は頼む。
漏れはKさん呼んでくる」

って言い残して、軽トラ発進w

漏れびびってばばあに聞いてみたら

「八尺様に魅入られたみたいだよ…じじいが何とかしてくれるから、心配すんな…」

って、震えボイスで言われた(´;ω;`)ブワッ
そっからばばあ、Kさん来るまでちょっとずつ話してくれたぽ。


この辺には「八尺様」っていうヤバいもんがいるんだってw
デカ女で、八尺(約2.4m)くらい背があって、
「ぼぼぼぼ」って男みたいな声で変な笑い方するらしいw
人によって見た目違う(喪服の女、留袖のばあちゃん、野良着の年増等々)けど、
「異常に背が高くて頭に何か乗ってる&キモい笑い声」は共通w

昔、旅人に憑いて来たとか噂あるけどkwskは不明w
この地区(今は○市、昔は×村、今で言う「大字」)に地蔵で封印されてて、外には出れない仕様w
八尺様に魅入られると数日で取り殺されるらしい…
最後に八尺様の被害でたのは15年前だとw

地蔵で封印されてる理由は「八尺様が移動できる道が限られてて、村境に地蔵を祀ってガード」ってことらしいw
東西南北の境界に全部で4ヶ所www
何でそんなもん留めてんの?ってのは、村同士の協定(水利権優先とか)があったからだとかw
被害自体は数年〜十数年に一度レベルだから、昔の人は「まあコレでOK」だったんだろうぽw

でも、全然実感湧かんかったおwww
「またまたご冗談を」って感じで聞いてたw
そんな中、じじいが老婆(Kさん)連れて帰還w

「大変なことになったのぅ。
今はこれ持っときなされ」

ってお札くれたぽw
それからじじいと一緒に2階へ上がって、なんかゴソゴソやってたw
ばばあはトイレの時も付いてくるし、ドア完全閉めさせてくれないしw
このへんで「やばい…これってマジだったのか…」って思い始めたぽ(;´Д`)

しばらくして2階に連れてかれて、
一室にIN。

窓は新聞紙で目張り、お札ペタペタ、四隅に盛り塩w
木の箱の上に小さい仏像w
なぜか「おまる」が2つwww これで用足せと…orz

「もうすぐ日暮れる。
いいか、明日朝7時まで絶対ここから出るな。

漏れもばばあも呼ばないし話しかけない。
7時になったら出てよし。
家には連絡しといた」

じじいガチ顔で言うから、もうyesしか言えんかったw

「今言われたこと守れ。
お札は肌身離すな。
何かあったら仏様の前でお願いしなさい」

Kさんまでガチで言うw
テレビは見てもいいよって言われて点けたけど、
全然気が紛れねえwww

ばばあのくれたおにぎりも菓子も食欲ゼロ(´・ω・`)
布団にくるまって震えながら耐えてたお…ガクブル

それでもいつの間にか寝オチしてたらしく、
起きたら深夜番組で自分の時計は1時すぎw
(当時携帯とか持ってなかったw)
なんか嫌な時間に目覚めたなーと思ったら、

窓ガラス「コツコツ」って叩く音…(;´Д`)
石投げてるんじゃなくて、手でノックみたいな音w
風か?誰か叩いてんのか?
必死に「風のせい」と思い込もうとしてたw

お茶飲んで落ち着こうとしたけど、怖さはMAXw
テレビの音上げてごまかしてたら、
じじいの声が聞こえたお。


「おーい、大丈夫か? 怖けりゃ無理すんなよ」

思わずドア寄ったけど、「呼ばれても開けんな」って言われてたし…
また声がする。


「どうした、こっち来てもいいぞ」

じじいそっくりだけど、じじいじゃないって直感来たw
同時に全身鳥肌w
盛り塩見ると、上の方が黒く変色してたぽ(´・ω・`)

即ダッシュで仏像前に座り、お札握って

「助けてください!!」ってガチ祈りモードw

そしたら

「ぽぽっぽ、ぽ、ぽぽ…」

あの声がまたキタコレ。

窓ガラスもトントン鳴り出すしw
アレが下から手伸ばして叩いてるイメージしか浮かばねぇw(泣
もう仏像に祈るしかなかったw

テラ長い夜だと思ったけど、朝は来るもんだおw
テレビつけっぱで朝ニュース流れてたw
画面隅の時刻は7:13。

ガラス叩く音も声も、気づかんうちに消えてた…。


盛り塩はもっと黒くなってたw

念のため自分の時計も見たけど、ほぼ同じ時刻。

恐る恐るドア開けたら、ばばあとKさんが心配そうな顔で立ってたw
ばばあ泣きながら「よかったよかった」って。

下行くと、親父も来てたし、じじいは外から

「早く車乗れ!」って促すし、
庭にはなぜかワンボックスのバンwww
男たち数人いて、全員乗り込んだら漏れが真ん中w
助手席Kさん、残りも全部じじい一族関係者w
要するに、漏れの血縁で八方囲む形www

「大変なことになったな。
気になるかもだけど、これからは目つぶって下向いてろ。
漏れらには見えんが、お前には見えるだろうからな。
いいって言うまで目あけんなよ」

隣の50代くらいのオジサンが言う。

じじい運転の軽トラが先頭、
漏れ乗車バン→親父の車の順でノロノロ発進w(時速20kmも出てねーだろw)

Kさんが「ここがふんばりどころだ」って念仏唱え始めたら、

「ぽっぽぽ、ぽ、ぽっ、ぽぽぽ…」

またきた。

お札握りしめて目閉じてたけど、
なぜか薄目あけて外見えちまった。


白いワンピが車に並走してる(((( ;゚Д゚)))
頭はウインドウの上で見えないw
でも車内覗き込もうとして頭下げ始めて…

「ヒッ」と声出したら

「見るな!」

隣オジサンマジギレww
即目ギュッと閉じて、お札MAX握りw

コツ、コツ、コツ
ガラスノック音スタートw
皆も短く「エッ」とか「ンン」とか漏れるw
アレは見えなくても音は聞こえる仕様(泣

Kさんの念仏ボルテージUP。

声と音が途切れた瞬間、「うまく抜けた」ってKさん歓喜ヽ(´ー`)ノ
周りの男たちも「よかったなぁ」って安堵w

道の広いとこで車ストップ、親父の車に移された。

親父とじじい、他の男たちに頭下げてたら、
Kさんが「お札見せて」って。

無意識で握りしめてたお札、全体が黒っぽくwww
Kさん「もう
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