スカッとする話:心の葛藤を乗り越えた離婚までの道のり

心の葛藤を乗り越えた離婚までの道のり

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最近、ついに離婚が決定しました。
結婚と同時に同居を始めたのですが、私の方が収入が高いことを夫があまり快く思わなかったようで、社員からパートに転向することになりました。
その後は、親戚から孫を催促されることもあり、家事全般を私一人に任され、旅行はもちろん、外食すらできないまま5年間を過ごしたのです。
去年の春、夫の不倫が明らかになりました。
相手は夫の幼なじみだったようです。

夫の様子が怪しいと感じ、auのメール保存サービス(メールの内容を保存するサービス)をこっそり登録してみたところ、やはり疑いが確信に変わる内容が見つかりました。
ちょうどその頃、舅が癌と診断され、余命半年とのことでした。
家事や子育て、パートの仕事に加え、病院通いも増えた中、夫は「出張」と偽って浮気相手と1週間の旅行に出かけていました。
「旅行楽しかったね」とハートマークが飛び交うメールを見て、私は離婚を決意したのです。

メールのやり取りから、浮気相手との待ち合わせの時刻も的確に把握できました。
田舎でホテルが2軒しかないこともあり、自力で証拠写真を押さえることができました。
メールの内容もはっきりしていたため、疑いの余地はありませんでした。
弁護士に依頼し、具体的な段取りを決めたのが去年の年末でした。

そして、舅が危篤状態になるのを待つことになりました。
今年の3月中旬、舅が危篤になったとき、姑と夫を起こして病院へ送り届けた後、私は子どもと一緒に実家へ避難しました。
その際、浮気の証拠(メール全文のコピーとホテルへの出入り写真)、弁護士の連絡先、私の心情を綴った手紙、そして舅の闘病記録を親戚一同と夫、浮気相手の家、そして浮気相手の実家へ送付しました。

私からの条件は、私の実家が夫の実家に貸していたお金を一括返済してもらうことだけでした。
もしできなければ裁判に、という形です。
しかし、土地も担保に入り、家もローンが残り、姑は無年金、夫もリストラで年収が200万円以下と、支払いが難しいのは分かっていたので、無理を承知の条件でした。
短期間で集中的に交渉し、私自身も気持ちが少し楽になったので、最終的に分割払いを認めることにしました。

そして先日、無事に離婚が成立しました。
個人的に一番印象に残っているのは、夫、姑、浮気相手、そして私の両親が集まった話し合いの席でした。
あちら側からの謝罪や責任転嫁に対しては、すべて夫と浮気相手のラブラブメールから引用して返答しました。
弁護士も思わず笑い出し、私たち側はとても和やかで楽しい雰囲気でした。
一方、相手方は少し表情が変わっていたようです(笑)。

離婚後、数ヶ月で夫は髪が薄くなり、浮気相手は体重が増え、姑は情緒が不安定になってしまったようです(笑)。
最後に会ったときには、「これで運命の人と新しい人生を歩めるね!金銭的な苦労も、忍び恋の切なさに比べたら平気だよね♪おめでとう」と明るく伝え、その場の弁護士も大笑いしてくれました。

これで、私の体験談は以上です。
拙い文章ではありますが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
読了
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