スカッとする話:裏切りと逆転劇──修羅場を超えてたどり着いた晴れやかな離婚劇

裏切りと逆転劇──修羅場を超えてたどり着いた晴れやかな離婚劇

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■【起】〜歪んだ家庭のはじまりと静かな不満〜
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結婚と同時に始まった夫との同居生活。
しかし、私の方が収入が高いことを夫は快く思わず、結局、正社員からパートへと転身することになりました。
家の中では、親戚から孫を催促される日々が続き、家事全般も私に押し付けられる毎日。

家族で旅行や外食に行くこともなく、ただ淡々と5年間が過ぎていきました。
私の心の中には次第に不満と虚しさが積もっていきます。

■【承】〜疑念と確信、そして決意〜
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そんなある日、夫の様子に不審を抱くようになります。
思い切ってauのメール保存サービスを利用し、夫のやり取りをこっそり確認。
そこには、幼なじみとの真っ黒な浮気の証拠が並んでいました。

ちょうどその頃、舅が癌と診断され余命半年との宣告。
家事、子育て、パート、さらに舅の病院通いまで加わり、心身ともに限界に近づきます。
その最中、夫は「出張」と偽って浮気相手と一週間の旅行に出発。
メールにはハートマークが飛び交い、「旅行楽しかったね」と綴られていました。
その瞬間、私は離婚を決意しました。

田舎でホテルが2軒しかないことを利用し、待ち合わせ時刻もメールから割り出して自力で証拠写真を押さえ、メールのやり取りも直球そのもの。
疑う余地はありません。
弁護士に依頼し、計画的に離婚へと準備を進めました。

■【転】〜すべてを明るみに、修羅場の逆転劇〜
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舅が危篤になるのを待ち、3月中旬、ついにその時が訪れます。
姑と夫を病院へ送り届けたあと、私は子どもを連れて実家へ避難。
浮気の証拠であるメール全文コピーとホテルの出入り写真、弁護士の連絡先、私の心情を綴った手紙、そして舅の闘病記録を、親戚一同や夫、浮気相手宅、さらには浮気相手の実家にまで一斉送付しました。

私からの唯一の要求は、私の実家が夫の実家に貸した借金の一括返済。
それができなければ裁判に持ち込む、と伝えました。
土地も担保、家もローンが残り、姑は無年金、夫はリストラで年収も低く、到底払えないことを知った上での要求。
短期間で集中的に攻め立てたことで、私の気持ちもスッキリし、結局分割返済を認めることになりました。

そして離婚の話し合い。
夫、姑、浮気相手、私の両親が一堂に会し、相手側の謝罪や責任転嫁にはすべて、夫と浮気相手のラブラブメールを引用して返答。
弁護士も思わず笑い出し、私側は和やかで穏やかな雰囲気に。
一方の相手側は、顔色が変わるばかりでした。

■【結】〜清々しい別れと新たな一歩〜
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数ヶ月が過ぎ、夫はすっかり禿げ上がり、浮気相手は激太りし、姑は情緒不安定に。
最後に会ったとき、私は「これで運命の人と新しい人生を歩めるね!金銭苦なんて忍び恋の切なさに比べたら平気だね♪おめでとう」と告げ、弁護士も大笑い。

こうして、長い修羅場を経て、私は晴れて自由の身に。
すべてを乗り越えた今、重荷から解放され、心からの爽快感を味わっています。
読了
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