伯父と僕、父性の記憶と命日の涙

━━━━━━━━━
■状況
人物
僕（6歳）
母（24歳）
父（26歳）
伯父・ごうちゃん（23歳、土木作業員）
時期
両親離婚時
場所
家→伯父宅

▼序盤
・両親、離婚
母、望まぬ妊娠
父母、新しいパートナー
・親権、押し付け合い
・伯父、介入
「俺がこの子に愛を教える」
両親、絶縁宣言

▼新生活
・伯父と同居開始
・呼称：「ごうちゃん」指定
理由：両親不在、配慮
・毎日
軽トラ送迎
買い物同行
料理下手→笑顔で食事
・休み
近所の子と運動
ごうちゃん、全力勝負
・ルール
悪い事＝殴打
良い事＝頭なで称賛
・日常、楽しさで過去忘却

▼成長
・授業参観
似合わぬスーツ
・遠足
手作り弁当
・高校
ラグビー応援
試合前マッサージ
・進路
就職志望→専門学校進学（ごうちゃん後押し）
・就職決定
ごうちゃん、号泣

▼転機
・初給料
スーツ贈答→ごうちゃん大喜び
・結婚式
ごうちゃん出席

▼喪失
・ごうちゃん、仕事中倒れる
入院
手術→1ヶ月後逝去
・病室
意識不明のごうちゃん
叫ぶ「父さん！」
ごうちゃん、頭をなでる
枯れ枝の手、温もり
目を閉じる

▼現在
・命日
結婚報告、子供誕生（男児・ごうちゃんの字継承）
抱っこ願望
・涙、止まらず
両親の顔、記憶なし
血縁不問、父性・母性＝ごうちゃん
・願い
来世、ごうちゃんの実子希望
何度でも頭なでてほしい
・今、会いたい

━━━━━━━━━
■本質
※父性＝血縁超越
※伯父、唯一無二の家族
━━━━━━━━━