出勤してデスクを見た瞬間、天井からポスターサイズのビキニ姿(顔は私)のコラ画像がユラユラと揺れている――。
思わず声を上げそうになったあの衝撃は、今でも忘れられません。
なぜこんなことに? 机の上にはカラフルなスパンコール、PCはピンクのボアで派手に飾られ、ヘリウム風船まで浮かんでいました。
椅子には黒ベルベットにピンクの縁取りのカバー。
まるで誰かのド派手なパーティ会場のよう。
実はその少し前、私はアメリカの職場で誕生日を迎えたばかり。
同僚たちが「サプライズ」と言って、ネットで見つけたビキニ女性画像に私の顔を合成し、厚紙で裏打ちまでした特大ポスターを用意してくれていたのです。
そんな悪ノリ(?)にも関わらず、みんなで手作りのカップケーキを分け合い、蘭の鉢植えまでプレゼントしてくれる温かさも。
話はその朝に遡ります。
誰よりも早く出勤した私を、飾り付け済みのデスクと同僚たちの「Happy Birthday!」の歌声が待っていました。
バースデーカードにはメッセージがぎっしり。
実は、こうした派手な演出はアメリカでは珍しくないそうです。
でも、まさか自分が主役になるとは夢にも思いませんでした。
今でもあの時のポスター、あまりに面白かったので、一週間くらいはそのまま飾っておいたんです。
(もちろん、みんな大爆笑でした。
)
仕事・学校の話:出勤したら天井からビキニ姿の自分が揺れていた日
出勤したら天井からビキニ姿の自分が揺れていた日
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