小学生の僕は、留守番中にジュースをこぼし、ティッシュで拭くうち箱を空にした。
ふと箱の中を覗くと、そこには夜道が広がり、強い風が吹きつけてきた。
興味本位で指を入れると、突如ぬるりとした感触。
慌てて引き抜くと、手には緑色のスライム状のものが絡みついていた。
必死に洗い流すが、右手には水ぶくれが残る。
翌朝、近所の溝で小さくなったそのスライムの欠片を発見し、迷いながらも踏み潰した。
両親も信じてくれない奇妙な体験。
しかし、あの生き物が何だったのか、世界の裏側を少しだけ覗いた気がしている。
不思議な話:ティッシュ箱の向こう側 ― 少年と謎のスライム体験
ティッシュ箱の向こう側 ― 少年と謎のスライム体験
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