社会人になってバスケサークルに参加した私は、毎日を充実して過ごしていました。
季節ごとのイベントや試合に参加し、恋愛について深く考えていなかったのです。
そんなある夏の合宿での出来事。
最後に花火を楽しんでいた時、同期のOくんが声をかけてきました。
「一緒に花火やっていい?」と。
特に考えずに「いいよ」と答え、線香花火を並んで始めました。
花火の小さな炎を見つめながら、彼は言いました。
「ずっと美香とこうしていたかった。
合宿が終わっても、サークルの外でも、一緒にいたい。
」
突然の告白に驚きました。
ドキドキしているうちに線香花火が落ち、Oくんは「じゃあ、みんなのところに戻ろうか」と言いました。
私は彼の服を無意識に掴んでしまい、「まだ戻りたくない」と呟きました。
その瞬間、彼の腕の中にいたのです。
恋愛の話:線香花火がもたらした淡い恋
線香花火がもたらした淡い恋
読了
スワイプして関連記事へ
0%
記事要約(300文字)
ダミー1にテキストを変換しています...
0%
変換中
コメント