修羅場な話:「家族崩壊の瞬間――カッターがすべてを壊した夜」

「家族崩壊の瞬間――カッターがすべてを壊した夜」

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夫婦喧嘩の最中、小学生の男の子がカッターで義兄を刺した。
その瞬間、義兄夫婦の離婚が決定的になった。
義兄は骨折し、義兄嫁にもアザが残った。
混乱の中、義兄は警察を呼び、さらに義兄嫁が逆上して警察に取り押さえられる騒動にまで発展した。

その直前、義兄嫁は「家の中ぐちゃぐちゃ」と泣きながら、子供を連れて我が家に押しかけてきた。
「泊めてほしい」と頼まれたが、私は断った。
しかし義兄嫁は諦めず、わざとらしいボロボロの姿で玄関に現れ、義兄と対面すると「うらぎりものー」と叫び、逃げるように去っていった。

なぜここまで事態がこじれたのか――。
実は、義兄嫁は再婚直後から無理やり自分の子供とうちの子を仲良くさせようと、何度も我が家に押しかけてきていた。
その度に私は困惑し、夫も義兄に「無理強いはやめてほしい」と伝えていた。
それが原因で義兄夫婦は新婚早々からギクシャクし、連れ子の養子縁組話も立ち消えた。

話はさらにさかのぼる。
我が家に義兄嫁の子を「一時間だけ」と預けられた時、その子はうちの子を泣かせ、乱暴な振る舞いをした。
時間を過ぎても迎えに来ず、仕方なく義兄に連絡して引き取ってもらった。
それ以来、私はどんなに頼まれても預かるのを断っていた。

結局、義兄嫁は「私が協力しないせいで家族が崩壊した」と責任を押し付けてきた。
しかし本当の原因は、無理やり家族を作ろうとしたことと、感情のコントロールができなかったことにある――。
信じられないかもしれないが、たった一時間の預かりで、すべての予兆はすでに始まっていたのだ。
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