小学校4年生の僕は、友達のけんちゃん・としちゃんと放課後に秘密基地を作り、毎日のように遊んでいた。
ある日、同級生のアブちゃんがガンプラを抱えて現れ、「まぜて」と仲間入り。
新しいおもちゃに夢中になるが、ガンプラの取り合いが始まり、僕とアブちゃんが「アッガイ」を巡って言い争いになる。
そのとき突然、アブちゃんが「いややぁ」と叫ぶと彼が宙に浮き、僕たちは驚きで動けなくなる。
彼は基地の中央の街灯ポールにアッガイを置き、無言で走り去った。
翌日からアブちゃんは学校に現れず、引っ越してしまう。
僕たちは秘密基地を封印し、回収に行ったおもちゃの中で、溶けた左腕のアッガイを見つける。
それ以来、ガンダムのモビルスーツには少し恐怖を感じている。
怖い話:浮かぶ友達と消えたアッガイ――小四の秘密基地体験記
浮かぶ友達と消えたアッガイ――小四の秘密基地体験記
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