感動する話:後ろの席から始まった物語

後ろの席から始まった物語

中学校1年のある日、授業中に隣の席の女の子が静かにおしっこを漏らしてしまった。
彼女の席は教室の一番後ろの端で、誰も気づいていない様子だった。

僕は静かに席を立ち、無言で廊下へ。
先生が後を追ってきたが、無視して手洗い場でバケツに水を汲んで教室に戻った。
そして、その女の子に水をぶっかけた。
教室は一気に騒然となり、両親が学校に呼ばれる事態に。

うちの親は相手の親に平謝り。
なぜそんなことをしたのか問い詰められたが、僕は最後まで理由を話さなかった。

帰り道、女の子が親に事実を話したらしく、感謝を伝えに家まで来てくれた。

時が経ち、その女の子は今、僕の妻になっている。
読了
スワイプして関連記事へ
0%
ホーム
更新順
ランダム
変換
音読
リスト
保存
続きを読む

コメント

まだコメントがありません。最初のコメントを投稿してみませんか?

記事要約(300文字)

ダミー1にテキストを変換しています...

0%
変換中