仕事・学校の話:思いがけない電話で感じた小さな不安と学び

思いがけない電話で感じた小さな不安と学び

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これは、少し昔のお話です。

以前、私は会社で事務職として働いていました。
ある日のこと、見覚えのない男性から会社に電話がかかってきたのです。
私の部署には、普段は取引先以外から電話をいただくことがあまりなかったので、少し不思議に感じました。

電話口の男性は「○○ちゃん?」と、私に向かって知らない女性の名前を呼びかけてきました。
その瞬間、これはおそらく間違い電話だと気づきましたので、「ここは○○さんの電話ではなく、会社なんです」と丁寧にお伝えしました。

すると男性は、「○○ちゃんの声に似ていたから間違えたよ」とおっしゃいました。
その後も「優しいですね」「声が綺麗ですね」といった言葉をかけてこられました。

少し戸惑いながらも、突然電話を切るのは気が引けて、しばらくお話を聞いていました。
ところが、だんだんと男性の声が「はぁはぁ・・・」という怪しげなものに変わっていったのです。

当時、私はまだ20代で、思いがけない出来事にとても驚いてしまいました。
すぐに男性上司に受話器を渡したところ、上司が落ち着いた声で「もしもしー」と話しかけると、電話は急に切れてしまいました。

本当にあの電話が間違いだったのか、それとも最初からいたずら目的だったのか、今となっては分かりません。
ただ、今でも心に残る、印象深い出来事のひとつです。
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