不思議な話:20年前、廃道で出会った異界の巨大建築

20年前、廃道で出会った異界の巨大建築

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20年前、夢も目標もなく大学生活を送っていた俺は、仲間のKとSと共に廃道探索に夢中になっていた。
ある日、Kが見つけた新たな廃道へ車で向かうと、誰も使っていない細道に辿り着く。
簡単に金網を破り進むと、道は思いのほか整備され、トンネルを抜けた先には鳥居や祠が現れる。
進むごとに不安と好奇心が高まり、ついに広大な平野と巨大な茅葺きの建物に遭遇。
中には不気味な御札や人間の耳が打ち付けられた柱が並び、俺とKは動揺して外へ飛び出す。
建物裏の無数の蝋燭、空の異様さ、Sの「太陽はどこだ?」の一言で異界に迷い込んだ実感が強まる。
恐怖に駆られ急いで元の道を戻り、ようやく国道へ抜け出した。
以来、俺たちに異変はないが、廃道は封鎖され、あの日の体験は今も忘れられない。
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