マジでヤバたん☆裏世界で沈まぬ太陽とエグい体験した話♡

もうガチ10年前くらいの話なんだけどさ、ウチ、リアル裏世界チラ見しちゃったんよ。
エグくない？

その頃のウチ、友達ゼロな女子中学生でさ、放課後も昼休みも図書館でソロ活してたんよね。

図書館ちっちゃくて、オモロい本は秒で読み尽くしちゃった系。

で、次何読も〜って迷ってたら、なんか変な本見つけたの。
タイトル「沈まぬ太陽」だって。
今でもマジ忘れらんないんだけど。

図書館のめっちゃ奥の本棚の、しかも下の方に置いてあったんよ。

サイズ的には本ってより小冊子ぽくて、表紙に謎すぎな絵あったの。

最初、原爆とかかと思ったけど、全然そういうんじゃなかったし。

中身も超ヤバくて、押し花とかキモい文章とか、意味わかんない絵が延々続いてんの！
全部の絵に太陽描いてあるんだけど、レモンがテーブル乗ってる絵だけは何か特別感あったぽよ。

正直ビビったけど、好奇心が勝っちゃってページめくったら、

レモンの絵はただの表紙でさ、次から急展開。
太陽が人間溶かして、最後は太陽が人っぽい形になってて、マジ意味不明すぎ！

って思った瞬間、遠くから誰か叫んでる声聞こえて、周りの人らがジロジロこっち見てきてて、空気ヤバたん状態。

居心地最悪で、図書館からダッシュで出たんよね。

外出た瞬間、空気が何か濁ってる気して、あれ？ってなったんだけど、
家帰ろうとしたら、全然知らん景色広がってて、リアル異世界転生みたいな展開ｗ

ちょい進んだら、防波堤で釣りしてるおっちゃんいて、
海は真っ黒、空はピンク寄りの赤で、エモすぎ。

しかもバケツの中で謎形の魚がバチバチ暴れてて、
おっちゃんもウチ見て一瞬「え？」って顔したけど、すぐ釣りに戻ってんのｗ

そんで離れようとした瞬間、「喰われるぞ」って声聞こえて、
「え？」って言ったらカラスみたいな鳥が手ガチ突っついてきて、
痛すぎて「ぴえん」案件なんだけど、おっちゃん魚を鳥に投げて、
鳥たちが群がるの見ながら「急げ！」って。

ウチ、言われた方向に全力疾走したんだけど、途中で振り返ったら、
太陽がガチで近づいてきて、周りの景色も蒸発していってて、マジ無理ゲー状態。

そんで、気づいたら病院のベッドの上だった。

看護師さんが先生呼んできて、話聞いたら「本読みながら倒れて、1ヶ月も寝てたよ」だって。

リアル？って思ったら、ガチで寄せ書きが枕元に置いてあって。

ここから後日談3連発なう！

1つ目→あの裏世界で助けてくれた釣りのおっちゃん、実は亡くなった叔父だったっていうエモ展開。

アルバムに一緒写ってる写真見つけてからは、墓参りガチで欠かしてない♡

2つ目→鳥に突っつかれた傷、現実でもしっかり残ってて、エグいの。

臨死体験だと思ってたけど、リアルだった説。

3つ目→ウチが寝てる間に、クラスメイトのKくんが自殺しちゃってたの。
ぴえん。

Kの寄せ書きに、あの「沈まぬ太陽」って書いてあって、鳥肌ヤバくない？

学校の図書館で本探しても、もう消えてて、
Kは図書委員から借りて読んで「呪いの書」って呼んで燃やしたらしい。

そのあとKくん、様子おかしくなって最終的に自殺しちゃったって話…。

寄せ書きは、その直前に書いたやつだったぽい。

それからウチ、普通に大学出て、働いてるけど、
読書は好きでも、作者不明の本は絶対読まないって決めてるんよね。
ほんそれ☆