中学2年の僕には、寮暮らしの兄と小4の弟がいた。
ある夏の朝、陸上部のランニング前に弟がベッドから消え、外で寝ていたのを見つけた。
その後も弟は家の中で、まるで隠れるように見失うことが続いた。
正月、母が「兄弟みんな夢遊病だった」と語り、僕は兄と「かくれんぼする夢」の記憶を確かめ合う。
夢の中、見知らぬ子に「川原に行こう」と誘われ断ったが、「弟と行く」と言われた。
同じ頃、弟が急死する。
彼も同じ夢を見ていたのか…。
それは僕と兄だけの、親には絶対話せない秘密だ。
不思議な話:夢遊病の兄弟と「かくれんぼ」の夢
夢遊病の兄弟と「かくれんぼ」の夢
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